TOPICS

トピックス&お知らせ

2025年 夏のダイビング合宿(八丈島)

2025.08.21

長期間のご参加、有難うございました。

今年の八丈島は、強い冷水塊の影響により、外洋は水温14℃の日々が続いたそうです。ちなみに駿河湾は25℃。この低水温により、死んだサンゴが目立ち、海藻の多い風景が続いていました。また、水面が2mほど下がった為、潮間帯のオハグロガキやヒバリガイモドキは死滅していました。潜水日程は7日間の予定ですが、強い西風とウネリが続き・・・西のポイントへは入れたのはラスト2日間のみとなりました。冷水塊も島から遠ざかりましたが、逆に伊豆の水温が18℃と下がったようです。黒潮の蛇行が始まって以来、なかなかバランスの取れた海に戻りません。

今回の結果ですが、昨年よりさらに貝類は減少していました。特にフデガイ・ツクシガイ・フジツガイ・エゾバイの仲間は驚く程に見られず・・・水温が上がってから、少量が活動している姿を確認出来ました。サラサバイやアシヤガマなど小型の藻食性貝類は多く見られました。又、水温が低い影響もあり、クロスジシボリの産卵など春の光景が見られました。静止画の撮影種は少ないですが、動画を中心に撮影しましたので、編集が終わり次第、YouTubeにて公開させていただきます。

9月の連休は伊豆大島です。ご参加の皆様、よろしくお願いします。

夏の八丈島 底土港より
荒れるお千代が浜 岩礁を越えて入った海水が、外へ排出されるため非常に危険です。
ナズマドから見た八丈小島
クロスジシボリのバリエーション
キンランイモ
戻る