最終更新日
2023.08.29

キンスジケボリ

Primovula dorsuosa (Hinds, 1844)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1キンスジケボリPrimovula dorsuosa (Hinds, 1844)
殻長は1cm程で、厚質。菱形で、やや後方寄りで角張る。螺糸は全体に強く刻まれ、光沢は無い。外唇は肥厚し、しわ状の歯は強く刻まれる。殻色は黄白色を典型に、赤紫色など変異に富む。背面の黄褐色の細線は、不明瞭で欠く個体も多い。軟体は白色を地色に、赤紫色の微細な斑点により、網目模様、又は途切れて水玉状になり、半透明の突起がまばらに散る。足部には円状斑が散在する。水深10m以深にてクダヤギ類の上に生息する。個体数は、やや少ない。
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