最終更新日
2023.11.08

アカニシ

Rapana venosa (Valenciennes, 1846)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1アカニシRapana venosa (Valenciennes, 1846)
殻長は10cm程で、重厚。螺塔は低く、体層が大きい。肩が強く角張り、結節が並ぶ。殻表は、低く細い螺肋に覆われ、不規則に成長脈が刻まれる。結節の大きさ、数には個体差がある。殻口は広く、内部は橙色。殻色は灰褐色から白色の個体を典型に変異に富み、稀に橙色の個体も現れる。軟体は灰褐色の斑模様。内湾から河口域に面した海域、潮間帯以深の泥底から岩礁底まで広く生息する。二枚貝やウニを捕食する肉食性。卵塊は細長く、ナギナタホウズキと呼ばれる。普通種。
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