最終更新日
2023.11.07

カコボラ

Monoplex parthenopeus (Salis Marschlins, 1793)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1カコボラMonoplex parthenopeus (Salis Marschlins, 1793)
殻長は10cm程で、重厚。太い紡錘形で、縫合は括れる。体層が大きく、水管溝は短く伸び、背側へ緩く反る。規則的に縦張肋を形成し、螺肋は太く顕著。殻表は、厚い殻皮に覆われる。殻色は茶褐色を地色に、殻口の歯が白黒交互に彩色される。軟体は淡褐色を地色に、黄色の縁取りをもつ、黒褐色の水玉模様。潮間帯以深の岩礁底に生息する。深い深度では小型の個体が多く、軟体の色彩も変異が現れる。他の貝類を捕食する。生息範囲は広く、普通種。
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