コノボリガイ

Rossiteria nuclea (Philippi, 1849)

殻長は6mm程｡低円錐形で､体層は大きく丸い。臍孔は深く開き､殻口の下側は大きく湾曲する｡殻表全体に細い螺肋がめぐり､成長脈と交差し布目状に刻まれる。殻色は灰褐色を地色に､白色の斑紋が交互に並ぶ。色彩模様は変異に富む｡軟体は灰白色を地色に､褐色と白色の細かい斑模様。低潮線から水深20m程までの砂底に生息する。殻表には砂粒を付着させる。普通種。