最終更新日
2024.10.01

ナガニシ

Fusinus perplexus (A. Adams, 1864)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1ナガニシFusinus perplexus (A. Adams, 1864)
殻長は12cm程。螺塔は高く、水管溝は直線的に長く伸びる。各層よく膨らみ、縫合部は括れる。縦肋は幼層で強く現れ、体層では不明瞭な個体が多い。螺肋は細く密にめぐり、縦肋と重なり肩で結節状に発達する。ビロード状の殻皮に覆わる。殻色は白色を地色に、表面が淡褐色に染まる。本種は生息環境により、色彩と形状は変異に富む。軟体は赤橙色で、微細な白色の斑模様。潮間帯下以深の砂礫底から泥底に生息する。冬から春にかけて浅い水深に移動し、集団産卵する。卵塊は「グンバイホウズキ」と呼ばれる。普通種。
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