最終更新日
2023.11.07

ビワガイ

Ficus ficus (Linnaeus, 1758)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1ビワガイFicus ficus (Linnaeus, 1758)
殻長は8cm程で、薄質。大型で、ビワの実形。螺塔は平巻で、体層は長く大きく膨らみ、前端へ細まる。殻口が広く、水管溝が太く伸びる。殻表は細かい螺肋と成長脈が交差し、全体が布目状。殻色は淡褐色を地色に、茶褐色の斑点と、濃淡の色帯がめぐる。軟体は大きく、赤褐色を地色に、白色と淡黄色の斑模様。潮間帯以深の砂底に生息する。カキやホヤなどに、吻を差し込んで捕食する。外敵に襲われると大量の粘液を分泌し、足で海底を蹴って逃げる。普通種。
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