最終更新日
2023.11.06

フルヤガイ

Stomatia phymotis Helbling, 1779 

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1フルヤガイStomatia phymotis Helbling, 1779 
殻幅は3cm程。前後に長いアワビ形。螺塔は小さく、斜め後方へとよじれる。殻表は起伏が強く波打ち、背縁は結節列状。殻の形状は変異に富み、螺塔の突出しない平坦な個体はヒラマキフルヤガイと呼ばれる。殻色は淡緑褐色の斑模様を典型に、変異に富む。軟体は殻に対して大きく、側面は小突起に覆われる。足部後方は、刺激により自切する。海底から剥がれると、側面を丸めて転がる。潮間帯から水深20m程までの岩礁底に生息する。個体数は少ない。
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