最終更新日
2023.11.06

ホソウミニナ

Batillaria cumingii (Crosse, 1862)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1ホソウミニナBatillaria cumingii (Crosse, 1862)
殻長は3cm程。細い塔型で、螺層の膨らみが弱く、直線的に尖る。殻表は、縦肋が弱く波打ち、細い螺溝が密に刻まれる。彫刻は石畳状。殻口の滑層は発達せず、外唇の張り出しも弱い。殻色は黒灰色を典型に、白色の色帯がめぐる個体など、色彩は変異に富む。軟体は灰白色で、黄白色の斑模様。穏やかな内湾に面した海域にて、潮間帯の岩礁底から泥干潟まで広く生息する。生息地では群生する姿が見られ、個体数は多い。
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