腹足綱 ウツセミガイ
最終更新日
2023.11.10

ウツセミガイ

Akera soluta Gmelin, 1791　　

〈希少性〉
〈水　深〉
浅い深い
〈水　温〉
低い高い
〈場　所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底　質〉
  • 岩礁
  • 礫
  • 砂礫
  • 砂
  • 泥
〈個体差〉
1ウツセミガイAkera soluta Gmelin, 1791　　
殻長は2cm程で､殻質は薄く脆い。殻は樽形で､螺塔は平巻状｡縫合部は螺旋状に、長く切れ込む。繊細な螺糸が密にめぐる。殻色は淡褐色で、薄い殻皮に覆われる。軟体は淡褐色で、微細な斑模様。頭部は小さいが体は大きく、殻中に収まらない。潮間帯以深の砂泥底に生息する。側足を大きく広げ、泳いで移動する事がある。藻類の多い砂泥底で見られるが、夜間も泥に埋没している事が多い。卵塊は太い麺状。個体数は少なく､希少種。

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