- 最終更新日
- 2023.11.07
ウラシマガイ
Semicassis persimilis Kira, 1959
- 〈希少性〉
- 〈水 深〉
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浅い深い
- 〈水 温〉
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低い高い
- 〈場 所〉
- 外洋
- 内湾
- 河口域
- 〈底 質〉
-
- 岩礁
- 礫
- 砂礫
- 砂
- 泥
- 〈個体差〉
殻長は5cm程で、厚質。卵形で、螺塔は小さく、体層が大きく丸く膨らむ。殻表は、細く浅い螺溝に覆われる。水管溝は背側へ反り、板状に形成する。殻色は白色を地色に、褐色で方形斑の螺列がめぐり、腹面では不明瞭で欠く個体が多い。軟体は灰白色で、触覚の側面には黒線が入る。蓋は角質で三日月形。水深5m以深の砂底に生息する。ウニ類の多い海底で見られ、唾液により穴を開けて捕食する。唾液の酸は強く、タコなどの外敵に襲われた時も、長い吻を伸ばし攻撃する。夜間に転石や貝殻の上に複数集まり、集団産卵する姿が見られる。普通種。
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