最終更新日
2023.08.29

スミレコボレバケボリ

Dentiovula eizoi Azuma & Cate, 1973

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1スミレコボレバケボリDentiovula eizoi Azuma & Cate, 1973
殻長は10mm程で、やや薄質。小型な紡錘形で、膨らみは弱い。前後端ともよく括れ、水管溝の先端まで歯が刻まれる。螺糸は全体に細かく刻まれ、成長脈と交差し波打つ。殻色は紫色を典型に、黄色や白色など色彩変異に富む。軟体は宿主と同色で、微細な斑模様とポリプ状の突起が散在する。触覚の先端のみ白色。水深10m以深にてトゲナシヤギ類の上に生息する。個体数は、やや少ない。
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