最終更新日
2023.11.06

ムギツブダカラ

Pseudocypraea adamsonii (Sowerby Ⅱ, 1832)

〈希少性〉
〈水 深〉
浅い深い
〈水 温〉
低い高い
〈場 所〉
  • 外洋
  • 内湾
  • 河口域
〈底 質〉
  • 岩礁
  • 砂礫
〈個体差〉
1ムギツブダカラPseudocypraea adamsonii (Sowerby Ⅱ, 1832)
殻長は1cm程で、厚質。小型な卵形。殻口に小歯を形成し、細く狭まる為、タカラガイ科に似る。殻表は細い螺肋に覆われ、殻口まで続く。殻色は白色を地色に、背面に褐色の雲状斑が現れるが、模様の形状は種内で共通する。軟体は半透明白色で、黄色の斑点を散らす。外套膜が橙色の個体も現れ、黄色の瘤をもつ小突起が散在する。温暖な地域にて、潮間帯以深の岩礁底に生息する。岩礁亀裂内部に見られ、外套膜はポリプへの擬態となっている。個体数は少ない。
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